· 

二宮尊徳の人生訓

二宮尊徳

『二宮尊徳像』

 

本日は真面目なお話です。(笑)

 

薪を背負いながら

本を読んで歩く姿でお馴染みですよね。

 

なにものなにやつ

こども心に思ってましたが、

 

二宮尊徳は

 

伝記によると、

江戸後期に農業を立て直した人です。

 

道徳なき経済は犯罪であり、 

経済なき道徳は寝言である。

 

という言葉を残しました。

 

“道徳なき経済は犯罪なり”

は、なんとなくわかりますよね。

 

そもそもお金儲けとはなんなのか。

 

もちろん、

詐欺や納税無視は犯罪で論外です。

 

お金儲けとは

価値を提供した対価をいただく行為です。

 

価値がなければ

お金儲けなんぞできませんよね。

 

価値があるように見せかけたり、

価値以上の対価をいただけません。

 

そして、現実的な言葉。

“経済なき道徳は寝言である”

 

「そろばん教育を通して

たくさんのお子様をしあわせにするぞ

 

なんて、理念は立派でも

経済的な裏付け(経済基盤)がなければ

それは所詮寝言になってしまうこと。

  

つぶれてしまえば、

理想を現実にしようがないからです。

 

どーしても、

そろばん教室を存続させたいっ。

 

わたしの経営手腕が問われています。

 

そのためには、【積小為大】

シンプルで核心をついた人生訓を学びます。

 

二宮尊徳「報徳記」より

 

大事をなさんと欲せば、

小さなる事を、怠らず勤しむ(いそしむ)べし。

 

小積もりて大となればなり。

凡そ小人の常、大なることを欲して、小なる事を怠り…

(中略)夫れ大は小の積んで大となる事を知らぬ故なり。

 

小事の積み重ねと継続の大事さ、

そして、その先にこそ

大きな事を成せる【=積小為大】という意味です。 

 

そんな、

“熱心さ” と “知恵” と “ねばり” で、

 

理念が寝言で終わらないように頑張ります。