![くっつき病!?(笑)](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=520x10000:format=jpg/path/sb06384152e38c3ef/image/i3913e57ec87a34c9/version/1577070596/%E3%81%8F%E3%81%A3%E3%81%A4%E3%81%8D%E7%97%85-%E7%AC%91.jpg)
418÷2=209や、
1,204÷4=301など、
商の中間に“0”をはさむ計算では
立商位置の間違いがよく起こります。
わりざんを間違える原因のおおくは、
ひきざんの間違いに次いで、
立商位置の間違いだと思っています。
ちなみに、ここでは、
「あーる」「ないすぐ前」とか
「かえるぴょこぴょこ」といった、
立商位置の指導法については、
代表ブログ 2019.03.05
「立商位置が曖昧な生徒には?」
に書きましたので省きます。
今回は、
そんな立商位置は理解してるけど、
思わず間違えてしまう場合の話です。
さて、思わず、
どう間違えてしまうのか。( ̄▽ ̄;)
418÷2=209なら、
はじめの“2”を立てた後に、
つぎの商の“9”を
はじめの“2”のすぐ隣に
立てたくなる間違いのことです。
本当の答えは209なのに
290になってしまう・・・(^^ゞ
わたしはそれを、
「くっつき病」と呼んでいます。
この「くっつき病」の処方箋としては、
200,160,802÷2
なんかの問題をやってもらうことです。
ただ、「くっつき病」になるかもよと、
あらかじめ言われれば気を付けますが、
忘れた頃に突然やってくるような、
執拗な病なので、(笑)
418÷2=209なら、
はじめの“2”を立てた後に、
そのはじめの“2”を指で隠して、
見えなくするのも効果的です。
すると、つぎの“9”を立てる際に、
必要なものだけが残るので、
「くっつき病」を治すことができます。