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四捨五入処理の省略とは?

四捨五入処理の省略とは?

「四捨五入」って、

懐かしく思いますか?

 

「以下」と「未満」で

ややこしかった思い出が・・・。

 

ここで、復習。(`・ω・´)b

 

「以下」 → 含める

「未満」 → 含めない です。

 

12.3456」で

「小数第位」を四捨五入するなら、

 

「以下」 → 第位の“”を四捨五入

「未満」 → 第位の“”を四捨五入

 

んで、この「四捨五入」。

 

そろばんでは珠算級以上になると、

「端数処理」と言って、

 

「小数第3未満四捨五入」と、

「円未満四捨五入」が必要です。 

 

さあここで、ようやく本題。

「四捨五入処理の省略とは?」です。

 

かけざん・わりざんの

計算スピードが速くなりますね。

 

それでは

簡単な順に種類を挙げます。

 

「円未満四捨五入」であれば、

 

①小数第位まで計算したら、

 最後まで計算する必要はない

 

②小数第1位が確定すれば

 小数第1位を置かずに四捨五入をする

 

③計算途中で小数第位が

 以上か、そうではないかを予測する

 わかり次第その時点で四捨五入をする

 

 が立つと予測すれば切り上げ

 が立つと予測すれば切り捨て

 

無茶をして無理やり

省略するのではありませんよ。

 

確定した段階ですぐに

端数処理をしたほうが合理的ですよね。

 

最小限の計算量で

正答を得るための方法です。

 

また、こういった考えを

生徒に意識させることで

 

ができるようになると、

自発的にまでやる気になります。

 

たえず向上心を持つこと!

そろばん教育に限らず大切なことですよね。