![四捨五入処理の省略とは?](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=670x10000:format=jpg/path/sb06384152e38c3ef/image/id33bc84b46f56068/version/1560920008/%E5%9B%9B%E6%8D%A8%E4%BA%94%E5%85%A5%E5%87%A6%E7%90%86%E3%81%AE%E7%9C%81%E7%95%A5%E3%81%A8%E3%81%AF.jpg)
「四捨五入」って、
懐かしく思いますか?
「以下」と「未満」で
ややこしかった思い出が・・・。
ここで、復習。(`・ω・´)b
「以下」 → 含める
「未満」 → 含めない です。
「12.3456」で
「小数第3位」を四捨五入するなら、
「以下」 → 第3位の“5”を四捨五入
「未満」 → 第4位の“6”を四捨五入
んで、この「四捨五入」。
そろばんでは珠算3級以上になると、
「端数処理」と言って、
「小数第3位未満四捨五入」と、
「円未満四捨五入」が必要です。
さあここで、ようやく本題。
「四捨五入処理の省略とは?」です。
かけざん・わりざんの
計算スピードが速くなりますね。
それでは
簡単な順に3種類を挙げます。
「円未満四捨五入」であれば、
①小数第1位まで計算したら、
最後まで計算する必要はない
②小数第1位が確定すれば
小数第1位を置かずに四捨五入をする
③計算途中で小数第1位が
5以上か、そうではないかを予測する
わかり次第その時点で四捨五入をする
5~9が立つと予測すれば切り上げ
0~4が立つと予測すれば切り捨て
無茶をして無理やり
省略するのではありませんよ。
確定した段階ですぐに
端数処理をしたほうが合理的ですよね。
最小限の計算量で
正答を得るための方法です。
また、こういった考えを
生徒に意識させることで
②ができるようになると、
自発的に③までやる気になります。
たえず向上心を持つこと!
そろばん教育に限らず大切なことですよね。