すこし前に、このブログで
「立商が遅いときは?」を公開しました。
すると、
「そもそも、
立商位置を間違うんですが・・(^^ゞ」
と、貴重なご意見をいただきました。
ので、
今回は立商位置が
曖昧な生徒への指導についてです。
わりざんで
答え(商)を立てる位置については、
たとえば、
「あーる」「ない」
「ある飛んで前」「ないすぐ前」
「首位数字の大きさ比べ」 などなど、、
いくつか指導の引き出しがあります。
ただ、わたしは、
「かえるぴょこぴょこ」
「見ている数字の
1の位から2つお隣りさんに立てる」
とだけ、指導することにしてます。
例)24÷6
24
424 ← 2のすぐ前に立てる
例) 9÷3
9
3飛9 ← 9の2つ前に立てる
735÷7
の答え(商)を15としたり、
3036÷6
の答え(商)を560とするのは
けっこうありますし、
100,802÷2なら
油断すると上級者でも間違うかも知れません。
弊教室では、
わりざんの習いはじめに、
画像プリントで立商位置をマスターします。
ので、まったく心配いりません。
このプリントは、あえて
答え(商)を書くスペースが
2箇所しかない優れモノなんですよ。
最後に、僭越ながら体験談をひとつ。
10230÷682のような問題で
商を105とする間違いです。
「どうしてここに1をおくの?」と聞くと
「“が”がつくから」と答えます。
そういった場合には
105÷7の問題をやらせてみます。
これなら、立商位置を間違うと、
商が実と同じ105となるので
「あれっ、おかしいな」と気づくはずです。