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ほんとうの厳しい指導方法②

①の続きです。

 

実は、、、、

 

わたしは会社員時代に

不動産物件の巡回業務がありました。

 

ある日、寝坊してしまったので、

巡回したことにして

上司にウソの報告をしました。

 

いつもなら、

激怒して大声で怒鳴る

苦手な上司でしたが、

 

黙って「うんうん」と

報告を聞いてくれてたので、

 

わたしは、

「ばれてないかな」と思った矢先に、

 

上司から

「もう一回巡回行こうか。」と言われ、

 

その後、2人で巡回をしました。

緊張しすぎて地獄のようでした。(笑)

 

きっと、わたしのウソは

完全に見抜かれてたのにも関わらず、

 

一切わたしを叱るどころか、

信頼を前提に

業務を一緒に遂行してくれたのです。

 

わたしは

上司からいつも見られてるので

ウソなんて簡単に見抜かれます。

 

頭ごなしに叱られてれば

その場しのぎで

終わったかも知れません。

 

ただ、このように、

信頼を前提にされると

 

上司の期待に応えたいと

心底願うように、

わたしは変わりました。

 

よって、2度と

寝坊して巡回をさぼったり、

 

ウソの報告をしてごまかすことは

できなくなりました。

 

というか、

無意識レベルでなくなりました。

 

まぁ、とうぜんですが、、、。(^^ゞ

 

 

この経験から、

恐怖によって威圧し、

やらせればいいのではなく、

 

人間は

 

「いつも見てるよ」

「信頼してるよ」

「やりたいよね」

 

を、たえず浴び続けると、

 

「いい加減にはできないな。

どうせなら愉しめるように頑張ろう!」

 

ほら、気が付けば

「ポジティブ思考」になっていく。

 

「やりたいからやる」

「やりたくて仕方がない」に、

ならざるを得ないほんとうの厳しさ。

  

みなさんにも

思い当たるのではないでしょうか?