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“価格の違い” と “まとめ”

価格の違いについては大きく2つの要因があります。

 

① 使用される材料の等級について。

そろばんを形成する “玉” “枠” “芯竹” の材料が吟味され希少なものほど高いです。

たとえば、樹脂玉 “安↓” 天然木玉 “高↑” ※ “芯竹” とは玉が動く芯棒のことです。

 

② 職人の技術のついて。

玉が滑らかに動きピタリと止まるように、精密に繊細に生産されているものほど高いです。

高度の伝統技術を受け継ぐ伝統工芸士をはじめとした製作者が手作業で1つ1つ丁寧に作り上げています。

いいそろばんは触るだけで出来が良くしっかりとした品の良さを感じます。

 

私の主観ですが、

10,000円以下のそろばんは、並べて同時に比較しても大きな差がないように思います。(^^ゞ

よって総合的に判断すると、定価4,000円~5,000円のそろばんが無難です。

 

= 桁数はどれがいいの? =

23桁が主流ですし十分です。10段クラスでも17桁程度の加減算ですので27桁は必要ありません。

 

≪まとめ≫

まず、両親や祖父母が使っていたそろばんをお持ちであれば、そちらを使っていただきたいと思っています。

それは、同じそろばんを代々受け継ぐことは、とても素敵なことだと思うからです。

また、昔のそろばんには、近頃は希少となった良い天然木材が使われている可能性が高いのも理由の1つです。

 

これまでの復習となりますことをご了承ください。※ 値段はすべて定価です。

 

「はじめてのそろばん」購入バイブル!

1、玉はツゲ玉とカバ玉のどちらでもいい。最初からワンタッチそろばんは必要ありません。

2、珠算検定4級合格を目指し、数字と仲良くなるのであれば4,000円以下の樹脂玉そろばんがいいです。

3、珠算検定1級合格を目指すのであれば、段位も狙えるような4,000円~5,000円の天然木玉そろばんが無難です。

4、中学生以降も続けさせたい若しくは、有段者を目指すつもりであれば、

 “3” と同じ天然木玉そろばん を経て いずれは10,000円以上の高級ワンタッチそろばん。

※ ワンタッチそろばんに移行するタイミングは、

 段位3段の実力があればご検討されてもいいかなと思います。段位3段は成長における1つの山場。

 しかし、珠算3級くらいで行き詰まっているのであれば、今後を見据えご検討くださいませ。

 

どちらにせよ、稲葉谷珠算教室では

求める目標に沿った “適切な” おすすめそろばんをお安くご紹介させていただきます。

何でもお問い合わせください。お待ちしておりまーすっ。( `・∀・´)ノヨロシク