· 

どこのそろばんがいいの?

雲州そろばんと播州そろばん

そろばんには多くのメーカーがあります。

「はじめてのそろばん」を購入するならどこのそろばんがいいの?と、お問い合わせがありました。

そこで、私なりの “おすすめそろばん” をお答えしたいと思います。

 

まずはじめに、稲葉谷珠算教室では

両親や祖父母が使っていたそろばんをお持ちであれば、そちらを使っていただきたいと思っています。

それは、同じそろばんを代々受け継ぐことは、とても素敵なことだと思うからです。

また、昔のそろばんには、

近頃は希少となった良い天然木材が使われている可能性が高いのも理由の1つです。

よって、そろばんをたくさん売って儲けようというわけではありませんよ。(^^ゞ

 

ちなみに、ホームページ背景画像のそろばんは

珠算7段・暗算8段を取得した 私の “ワンタッチ サンコーそろばん” です。

私の恩師から上級に進んだお祝いでいただいたと記憶しています。私の名入れがされています。

※ 基本的にはどのメーカーであっても名入れは可能です。

 

そろばんメーカーには有名なだけでも、

サンコーそろばん・トモエそろばん・雲州そろばん・播州そろばん・亀嵩そろばん などがあります。

どちらのメーカーもすばらしいそろばんを生産されていますが、

開業にあたりカタログなどを取り寄せた結果、詳細な説明でわかりやすいなと感じた

“雲州そろばん” と “播州そろばん” に絞って話を進めさせていただきます。

 

また、そろばんに関する “うんちく” はたくさんありますので、ひとまずは割愛します。(;'∀')

中でも “ツゲ玉” と “カバ玉” の違いについては、気になるお客様がいらっしゃると思うので後日お伝えする予定です。

“ワンタッチそろばん” や “価格の違い” についても後日お伝えする予定です。

 

さて話を戻しますと、塾用として生産されているなかで値ごろ感のある、

“雲州そろばん4,000円(G34350)”  “播州そろばん4,500円(S1S-45K)” を実際に触って比較してみました。

 

どちらもすばらしいそろばんですが、どちらかというと

“播州そろばん”  のS1シリーズがおすすめです。

※ 3,500円(税別)でお譲りできます。

 

おすすめする理由としては、

“堅牢さ” については、どちらも少々乱暴に扱ってもまったく問題ありません。

“玉の滑らかさ” についても同列にいいものでした。

 

ただし、私の持論ですが(^^ゞ

播州そろばんのS1シリーズは “玉のはじき終わりにきちっと止まる感じ” が強かったです。

 

これは、そろばんには “速さ” と “正確さ” が求められますが、“正確さ” に影響する大事な部分です。

ひとそれぞれ好みがありますので、玉が軽い感じが好きなのであれば他メーカーもありですね。

 

ちなみに、播州そろばんには初級用の “NEW STANDARDシリーズ” や幼児用の “スマソロ” なんて商品もあります。

 

また、10,000円以上100,000円もするような “高級そろばん” があります。

4,000円~4,500円グレードのそろばんでは不安に思い、「上級者になっても大丈夫?」と、疑問に思うかも知れません。

 

高級なそろばんには値段相応のメリットはあるものの、正直そこまでは必要ありません。

おすすめしたのは、とてもいいそろばんです。まずはこちらで十分です。段位の取得も100%可能です。

 

次は安価なそろばんについて。

4,000円より安価な場合は玉が “樹脂製” でできているものが多くなります。

塾用の“木製”と比較すると「安かろう悪かろう」で、玉の運転が不安定なイメージでした。

しかし、雲州そろばんさまより「最近は樹脂製であっても、はじきやすくなっていますよ。」とお聞きしました。

 

よって、これも触ってみると、初級であれば “雲州そろばんEXY(エクシー)“ がおすすめです。

※ 定価2,500円(税別)です。お安くお譲りできます。

 

珠算4級くらいまでなら十分です。ただ “玉が軽すぎるかな” という感じです。

とりあえずのそろばんがほしいお客さまにはいいと思います。

 

 ≪まとめ≫

「はじめてのそろばん」には “播州そろばん”  のS1シリーズ を使い、

段位の練習をするころには  “ワンタッチそろばん”  の購入をご検討する流れがいいと思います。

 

わからないことがあれば何でもお問い合わせください。

長くなりました。最後まで読んでいただきましてありがとうございます。